花妻七首
かぎりなく痩せさらぼふ行者が小町手にもつ蓮華の水のおもたさ
くれまどひごろにやんベ
ッド墓地へ寝るあかいの彼岸しろいの銀河
はぎまゆみきりふぢやまぶき姫たちばな室生犀星全王朝物語 はぎに鹿萩にゐのししいづかたもただ見るだけの妻なれや花 射手のした萩の花妻ゐのししへ降りふるしぐれ繻子蘭の傷 此方より彼方より来て庭の石

そは
、ろくをんぞ

足利の海

地におつる葛のむらさき亡骸へ身をよこたへてほぐす筋肉













一九九五年壱月号

sabTOP